歯牙疾患

歯牙疾患

「昨日からチモシーの食べが悪いのですが‥」
「食べ方がおかしくなってよだれが増えました‥」
ウサギは歯のトラブルでの来院がとても多いです。牧草を食べる量が少なかったり、かたいものを噛みすぎて不正咬合になり歯が針のようにとがる「歯棘」ができると頬や舌に刺さり口内炎ができます。その痛みによりよだれが多くなり口の周りが濡れたり、食欲低下を招きます。当院では無麻酔で歯棘のカットも可能です(松本獣医師の診察のみ可能ですがウサギさんの性格にもよります)。また、不正咬合が原因で歯の根っこに細菌が感染して起こる『根尖膿瘍』も顎や顔が腫れる原因になります。歯の根元の評価や歯棘の評価はCT検査でしっかり評価ができます。無麻酔でも可能です。重症度によっては麻酔をかけて歯を抜いたり洗浄などが必要です。

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