エキゾチックアニマル科
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診察の流れ
②問診と診察
正確に診断を導けるよう、問診にしっかりと時間をかけています。
③視診・触診
エキゾチックアニマルはデリケートな子も多くおられますので、その子の性格やこのようにして欲しいなどの要望がありましたらお気軽に診察時にお伝えください。
④検査
レントゲン検査・超音波検査などがあり、エキゾチックアニマル専用の機器も用意しています。
⑤診断と治療
問診・診察・検査を慎重に進めながら、病気の診断と治療方針についてのご説明をさせていただきます。
エキゾチックアニマル科チームのつぶやき
エキゾチックアニマル科について
エキゾチックアニマルとは、犬猫以外の飼育小動物のことを指します。
ウサギ、ハムスター、チンチラ、ハリネズミといったよく耳にする小動物からミーアキャットやコツメカワウソ、マイクロブタ、カルガルー類、爬虫類両生類などのちょっと変わったペットすべてを含んでいます。
担当獣医師からのメッセージ
これまで私はイヌとネコはもちろんのこと、ウサギ、フェレット、モルモット、ハムスター、フクロモモンガ、小鳥、ワラビー、ヒョウモントカゲモドキなど多種多様な動物の診療に携わってきました。
エキゾチックアニマルたちは身体が小さいことが多いですが、宿る生命の大きさはそれに限らないと思わされることが多くあります。小さいがために検査や治療が難しく、未だ獣医学的な情報が少ない動物達もたくさんおられます。
それでも体が大きい動物に負けない生命力を見せてくれることもあります。
生活環境や食事の相談、内科治療から外科治療までお気軽にご相談ください。
ウサギの診療について
ウサギは犬猫に並び第三のペットとして人気です。
しかしながら、ウサギの医療に関してどこでも充分に受けられる状況ではありません。また、ウサギは完全草食動物であり特有の生理解剖学的特徴を有し、歯の過長、胃腸のうっ滞、子宮疾患、骨折、斜頸などを多発する傾向にあります。加えて、大変ストレスを感じやすい動物であり、診察中は暴れて怪我をしないような保定や侵襲の少ない検査、治療が大切です。
はじめてウサギを飼われる飼い主様も飼育環境や食事内容のご相談も承っております。また、不妊手術も行っておりますので、どうぞお気軽にご相談ください。
フェレットの診療について
フィラリア予防・ワクチン接種・ノミ予防などの各種予防から、健康診断、飼育相談、不妊手術などのご相談を受け付けております。
フェレットがかかりやすい病気には、低血糖症(インスリノーマ)、リンパ腫、副腎疾患などがあり、こういった病気の早期発見ができるように血液検査や画像検査などの健康診断もお薦めしております。少しでも気になることがあればお気軽にご相談ください。
ハムスターの診療について
当院では、ハムスターの診療として各種検査、健康相談、飼育相談などを行っております。ハムスターでは皮膚の病気や消化器疾患、腫瘍が多く、時には心臓病が発症し胸水が貯まることもあります。予防のためには食事内容や生活環境作りが重要となります。あれ?いつもと様子が違う。と思われたらお気軽にご相談ください。
ハリネズミの診療について
ハリネズミはペットとしても人気です。
ハリネズミは生殖器の病気、腫瘍、皮膚病、鼻炎・肺炎などを多発する傾向にあります。しかしながら、ハリネズミの医療に関してどこでも充分に受けられる状況ではありません。加えて、大変ストレスを感じやすい動物でもあり、怒ると針を立てながらフシューフシューという『パフアップ』や体を丸めた防御姿勢をとる『ロールアップ』などの行動をします。
当院ではハリネズミの診療にあたり可能な限りストレスの少ない診療を心がけております。高度医療の面では無麻酔でCT撮影を行うことも可能なのでX線検査や超音波検査ではわかりづらい疾患も発見できることもあります。その子その子の性格や病状に応じて検査や治療を提案しております。
はじめてハリネズミを飼われる飼い主様も飼育環境や食事内容のご相談も承っておりますのでお気軽にご相談にください。
小鳥の診療について
鳥と言っても様々な鳥がいます。
インコ科・オウム科・スズメ目(フィンチ)・キジ目・猛禽類など様々です。
小鳥の診療として各種検査、健康相談、飼育相談などを行っております。小鳥では皮膚疾患、生殖器疾患、呼吸器疾患、消化器疾患、腫瘍が多く、時には心臓病が発症し胸水が貯まることもあります。肥満予防や胃腸に合った食事選択、発情を繰り返さない(産卵を頻繁にさせないなどの)生活環境作りなどが大切になります。他にも爪切りや嘴切りなど自宅ではなかなかできないこともお気軽にご相談ください。
爬虫類両生類の診察について
当院では、爬虫類両生類の診療として種に応じて各種検査、健康相談、飼育相談などを行っております。お気軽にご相談ください。